ごきげんよう。 いとう るか です。
『まいっか☆いとうるか』
7回目の投稿となりました。
前回は 話を『聴く』とは?ということで
聴き方の『基本』と『コツ』について投稿しました。
前回の投稿はこちら ⇓
今回は 息子ししょーとのエピソードから
『こどもの話を聴く大切さ』について
なかちゃんと話してみたいと思います。
子育て中のママさんの参考になれば幸いです。
この世に生まれてくる意味

時々 ししょーが小さかったころの夢を見るんだよね


何歳くらい?

3歳くらいかな…

どんな夢なの?

小さいけどちゃんと話してるとか

ちゃんと話してるってことは 会話ができているの?

そう 意見を言ってくれる

なかちゃんに意見を言ってくれるのね

今も昔もちゃんとしてるよ…おじいちゃんみたいな赤ちゃんだったから

そうね 達観してるところがある

ししょーがおなかにいるときは、なかちゃんはとっても具合が悪かった。出産に向かない体質だったんだろうな…

切迫流産に切迫早産、結局早産だったものね

そなの。妊娠って、こんなにずっとおなかが痛いものなの?って思ったよ

掃除機を少しかけただけで痛くなったり

ほんと…がり瘦せしておなかだけポコッて出て、栄養失調か!って。他の妊婦さんは福々しいのに、なかちゃんは病人みたいだったから「大丈夫?」って聞かれてた

なかちゃんの見た目はそうだったけど、ししょーはどうだったの?

ちっちゃかったね〜。産まれてすぐ救急車で運ばれてどうなるかと思ったけど、保育器のおかげで生き延びたわ。多分「なかちゃん大変そうだから早めに出るよ」って出てきてくれたんだと思う。ほんと環境悪くて申し訳なかったよ…

仕方のないことだから。自分を責めなくて大丈夫。どんな状況でも、生まれてきたということは、生まれてからやるべきことがあるということ。

そだね。まずは、わちゃわちゃしてるなかちゃんのサポーターというミッション

そうそう。なかちゃんを助けるためにきてくれたね

それに、ししょーにしかできないことがあるから生まれてきたのかもしれないし

そうだね。そしてそれは、ししょーが自分で見つけていくね

第一次反抗期

ししょーはいつも落ち着いてて、なかちゃんの言うことは大概聞いてくれてたけど、はっきりと NO!って 意思表示 したことがあった!

駄々をこねないししょーが…

うん。2歳くらいの時かな…ししょーが遊んでいるのを見て「そんなのつまんないよ」って言ったとき

その時ししょーは?

「ちゅまる!」
って言った

ちゅまる?

そう。「つまんない」の反対の「つまる」ってことだと思う。その時は「ちゅまるって…」なんて笑って流したけど、大事なのはそこじゃなかった。

…なるほど

それまでは、母親である なかちゃんの言うことは素直にきいてきたけど、これだけは譲れない っていう、彼なりの抵抗だったんだよね。「あなたにしてみれば何の価値もないことかもしれないけど、自分にとっては大いに価値のあることなんだ!」という強い自己主張。

『第一次反抗期』

そうだったと思う。どんな遊びだったかは覚えてないし、それが成長期のひとつだということにも気づいてなかったけど、初めて意思を言葉にした瞬間 だったんだなと、今ならわかるよ。それを自分の目線でジャッジして「つまらない」っていう判断をしちゃった。ししょーにはししょーのその時大切にしてた「楽しい」って感覚があったのに…「そんなの」っていう上から目線の見下した言い方までして…こどもだからってばかにしてたのかもしれない。申し訳なかったよ…

小さくても一人の人間 だものね。ししょーを通してたくさんのことを学ばせてもらっているね。さっきもなかちゃんは、申し訳ないという言葉を使っていたけど、誰でも初めてのことは失敗や間違いはあるものだから、あまり自分を責めず感謝に変えていこう。大切なのは『今』と『これから』

うん わかった~

その瞬間を逃さない ~話を聴く~

じゃあ今なら、ししょーに何て言ってあげられる?

今だったら、まず「そんなのつまんないよ」とは言わない!

もしうっかり言っちゃっても、ししょーが「ちゅまる!」って言ったら「ごめんね。ししょーはそれが楽しいんだもんね。どんなところがちゅまるのか なかちゃんにも教えて。一緒に遊ぼう!」って言うよ

そっか 今ならししょーの話を
ちゃんと『聴いて』あげられるのね

うん。あの頃は今でいう “ワンオペ” だったから「買い物に行かなくちゃ!ご飯を作らなくちゃ!お風呂に入れなくちゃ!」って、ナクチャばっかり言って、ひとりでバタバタしてた。向き合う時間がないと思い込んでたけど、ししょーの聞き分けがいいことに甘えて時間を作ろうとしてなかったのかもしれない。子育てはあっという間に終わっちゃうのに、大事な瞬間をたくさん逃してしまったよ…

手を止めて 向き合って話を聴く

ほんとそう思う。その瞬間って一瞬でなくなっちゃうから。今やってるこの作業は、こどもと向き合う時間よりも大事なこと?って考えてみると、案外後回しにしても平気なことがあったんだ。

たとえばどんな時?

たとえば夕飯を作っている時。こどもが「ねえママ見て~できた~」って何かを持ってきたとしたら「今忙しいから!」って言いがちじゃん?なかちゃんも言っちゃったけど…でもその言葉を飲み込んで、野菜を切ってる手を止めて「なになに?」ってかがんで見せてもらう。こどもには、忙しいママが自分のために作業を止めて見てくれた、笑顔で頭をなでてくれたっていう記憶が残る。それだけでとっても嬉しくて、ママがもっと好きになると思う。「今忙しいから!」って拒絶されると「自分はママの邪魔をする存在なんだ、価値がないんだ、でも愛されたい!」ってなって混乱する。だから、悪いことをしてでも注目してもらって愛情を確認しようとする。こんな面倒で遠回りなことをこどもにさせるくらいなら「なになに?」って聴いてあげた方が、こどもは嬉しいし結局作業もはかどると思うんだ。

お互いにとってプラスだね

しつこい時は「これが終わるまでちょっと待っててね!超特急でオリャーってやっちゃうから!」と待ってもらう。そんで 本気のオリャー を見せちゃうとかさ!

本気のオリャーね
時間も有効に使えるし 何よりこどもが安心する

はぁ…なかちゃんの場合は 今さらだけどさ〜

…なかちゃん 大切なのは?

『今』と『これから』だったね!

『対話』は『対等』に

大人だろうがこどもだろうが、ちゃんと相手の話を聴くって大事だね

本当にそうだね 思っているだけでは伝わらないものね

「言わなくてもわかるだろう」ってヤツね…
テレパシーでもあんのか?って話よ

残念ながら 難しいわね

何を根拠にそう思うのか理解できん!

対話で大切なのは『対等』なんだという意識を持つこと かもしれないね。どちらかが一方的に話したり聴いたりするのは『対(一組)/等(同じ)』ではないから、対話ということにはならないものね。

なかちゃんはつい自分がしゃべっちゃう…

聴いてくれる優しい人が周りにたくさんいてありがたいね

ほんとそう…だから、なかちゃんも聴くことに徹したときがあったんだけどさ、そしたら「自己開示しないね」って言われてしまった…いつも開けっぴろげすぎるから少し閉じたら、全閉じしてたらしい!うまくいかないもんだ…

バランスは難しいね。そう言ってくれた人は、もしかしたらなかちゃんのことをもっと知りたいと思ってくれていたのかもしれない。理解したいと思ってくれてたとしたら、寂しかったのかもしれないね。

なかちゃんならどう?

そうだね…寂しいと思う。もちろん、誰にどこまで話すかっていうのはあるし、話さないということは、その人にも何か思いがあるのかもしれないけど…心の窓の開き具合は人によって違うから、いきなりバーンじゃなく確認しながら少しずつってことだね。気を付けようっと…

そうね。こどもだって親には話したくないこともあるだろうから。いつでも聴くよという信頼関係を、日頃から作っておくことが大切なんだろうね。

信頼関係か…対等に話すことは、信頼関係に繋がる!

みんなが信頼し合えるといいね

気づき・次回について
今回 なかちゃんには こんな気づきがありました。
・生まれてくることには意味がある
・第一次反抗期の意思表示は大切な成長過程
・大事な瞬間を逃さず向き合って話を聴く
・対等に話すことで『信頼関係』をつくる
次回は『信頼関係』というキーワードから
夫婦の悩みについて書いてみたいと思います。
ここまでご覧いただきありがとうございました。

まったね~! まったきってね~!