~恋愛の悩み~ ジェンダーはイコライザー

ごきげんよう。 いとう るか です。
『まいっか☆いとうるか』
9回目の投稿となりました。
前回は “『結婚=信頼』の幻想” ということで
こんなはずじゃ…の正体と、そんな時の
対処法などについて投稿してみました。
前回の投稿はこちら ⇓

“はず”の基準はだれ?
なかちゃん
なかちゃん

なかちゃん今回はおとなしくしとくわ

るかちゃん
るかちゃん

久しぶりの丸投げかしら?

なかちゃん
なかちゃん

まぁね笑
今回の内容は るかの方がえやろ

るかちゃん
るかちゃん

なかちゃんがそう思うなら そうしましょうか

ジェンダー観 ~このブログのスタンス~

では今回は るか からお話ししましょう。
 初めて “恋愛の悩み” カテゴリに触れていきますがその前に、このブログのスタンスをお伝えしておきたいと思います。
『Ally(アライ:LGBTQを支援するストレートの人のこと)』である なかちゃん、もちろんわたくし るか も、ホモサピエンス同士であれば、好きになる対象が異性であるか同性であるか、あるいは、その他分類されているなにがしであるか、といったことは問題としません。ましてや年齢や国籍など、進化の途中で線引きした決めごとなどに対しても同様です。外観や機能は違っても、みんな同じニンゲンという生き物の仲間です。自分以外の誰かを愛しく思うという素晴らしい体験、そして 人を愛する喜びを感じられる “自分” という存在、それだけでいいというスタンスで ここにいます。

Allyであるなかちゃんのプロフィールはこちらです。

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ひとつの人生/ひとつの旅路

こんな『おとぎ話』をしてみます。
地球では と呼ばれている小さなエネルギー体が、雌仕様の肉体を持つホモサピエンスの子宮を介し、現(ウツツ)という次元に出現します。人間 の誕生です。
人間は、人生 というひとつの旅に出ます。その旅をするのにちょうどいい 肉体 という愛車を、旅の相棒に選びます。
そしてもうひとつ…人それぞれ違う『白紙の教科書』が 旅のおともです。
その教科書には 1秒先の未来も書かれていませんが、見えないだけでゴールまでの道のりが記されています。旅の軌跡は経験としてしっかりと書き記され、徐々に運転スキルも磨かれていきます。慣れてくると、走ることに夢中になりメンテナンスが疎かになります。故障やオイル切れで立ち往生した時は 教科書を読み返し、これまでの軌跡と培ったスキルを信じ、またゴールを目指して走り出します。
教科書の最終ページを修了すると、愛車のエンジンは止まり 動かなくなります。磨かれた魂は『びっしりと書かれた教科書』を抱え、旅の相棒であった愛車を降り、元居た場所(Oneness)へと帰っていく…これで ひとつの人生/ひとつの旅路は終わります。そしてまた、新たな旅の計画を始めるのです。
(作:なかちゃん)

恋愛感情の芽生え

人としてこの世に生まれてから、たくさんの人に出会います。初めは家族・親戚など、養育者とそれに関係する人々です。成長するにつれそれ以外の人とも交流するようになると、違った文化や生活スタイル、考え方などに触れていきます。そんな中で、それまでにはなかった感情が芽生えてきます。「好き」という感情です。ほとんどの人は、幼稚園から小学校の時期にこの『恋愛感情』が芽生えたのではないでしょうか。これは『子孫を残す』という本能的かつ自然な発達であり、愛されて育てられたからこそ育まれた とても健康的な感情です。ただ、その「好き」と感じる対象が、目的を達成する『異性』であるとは限りません。何故なら、持って生まれた がどのような『性(ジェンダー)』を持っているかは、生まれてきた時点で既に設定されているからです。女性性が強い魂、男性性の強い魂、あるいはちょうど真ん中くらいの魂など多種多様です。
子孫を残すためには、生物学的な機能として異性である必要がありますが、この「好き」という感情は別次元のもの です。そのため、この感情が芽生えた幼い時期に、周りと比較し悩む子供 もいます。またこの「好き」という感情が芽生えるための土台となる “愛された記憶”が欠如した子供 は、自分を愛せないがゆえに他者をも愛せず、歪んだ愛情や依存・執着という形で、のちの人生に影響を与える ことにもなります。
すべての子供が健やかに育つためには、大人たちがその子の存在を認め、無条件に愛情を注いであげることが 大切なのではないでしょうか。

ジェンダーはイコライザー

ジェンダーを理解する際、一般的にはで表現されていますが『イコライザー(equalizer)をイメージしてみてはいかがでしょう。イコライザーというのは、音源の調整や強弱を補正する装置として広く知られていますね。
iTunesではこのようになっています。

パラメーター(つまみ)を上下させて調整

なかちゃんは、“その人を表現” する時は
こっちの方が分かりやすいと言います。それは

なかちゃん
なかちゃん

ひとりひとりが微妙な調整をして、自分好みの音色を奏でているから

だそうです。
例えば「わたしは女性性をメインにしたPOPな音楽を聴きながら、ゆっくりドライブしたいわ」という人もいれば、「男性性を強めにしたROCKをガンガン聴きながら、高速道路を走っていくぜ!」という人もいる…といった具合です。
その人が乗る車(肉体)も然り。誰かと似ていることはあっても、全く同じということはありません。その人の旅路にふさわしい仕様にカスタマイズされていると考えれば、細胞一つひとつ全部違うのは当たり前。その人を表す要素ともなれば、もっとたくさんのパラメーター(つまみ)があることでしょう。
イコライザーをイメージすれば、魂の性を男性/女性と『二分割』すること自体 無理がある と思うのですが…いかがでしょう。

おことわり・次回について

2の項目で書きました『おとぎ話』は、あくまでもファンタジー夢の話ということでご理解ください。科学的根拠や証拠の有無などといった “人間ならではの思考” は、ここでは野暮というものです。アニメや映画の世界もそうですが、人の『潜在意識』は自由です。そこで生まれる想念や映像は 紛れもなく『その人だけの現実』です。誰もそれを否定することはできません。なぜなら、今の人間の力で 潜在意識の全てを解明することは不可能なのですから。
とは言え もし、一休さんの頓智話にある『屏風の虎退治』が実現できるようになれば、それも可能になるかもしれませんね。

ということで今回は、このブログでのジェンダー観とその考え方について、おとぎ話を交えてお伝えしてきました。自分を愛し、同じように他者を思うきっかけになれば幸いです。
さて次回は、『許されないとされる恋愛』について書いてみたいと思います。
ここまでご覧いただきありがとうございました。

なかちゃん
なかちゃん

まったね~!まったきってね~!